言いたいことが言えないストレスをぶった切る!できる人の意見術

4 min

あなたは仕事で言いたいことが言えなくて、ストレスを感じた経験はありませんか?

相手が取引先だったり、みんなと違う意見だったりすると、つい我慢しちゃいますよね。

結論から言うと、言いたいことを言う技術を身につけるべきです。

仕事ができる人は伝え方を工夫して、しっかり主張します。存在感をアピールするチャンスでもあるからです。

本記事では、

  • 言いたいことが言えないとなぜストレスなのか
  • 意見を言うときに押さえるべき6つのポイント

についてお話しします。

パン

パン

ぼくは伝え方コミュニケーション検定の『上級者』です。

本やセミナーで学んだヒューマン・スキルを実践しながら情報発信しています!

本記事を読めば、率先して意見を言えるようになるはずです!

「言いたいことが言えない」となぜストレスなのか

実はぼくも「言いたいけど言えない人」でした。
衝突を避けるためにグッと我慢するタイプです。

でも、本記事の後半で紹介する6つのポイントを意識したら、言いたいことを全部言えるようになりました。しかも、ぼくの意見を無視する人はいません。

ですがその前に、まずはストレスの原因からご紹介しますね。

ストレス1:本当の自分をわかってもらえない

「言いたいこと」の中には自分の価値観大切な想いが詰まっていることが多いです。

「自分」を知ってもらえないまま話が進むのは大きなストレスですよね。

ストレス2:見て見ぬふりすることにモヤモヤする

自分は気づいているけど、その間違いを指摘すると多大なコストがかかってしまう。気づかなかったふりをして前に進んでしまおう。

罪悪感との戦いで消耗することも時にはあります。

ストレス3:相手の主張に一方的に付き合わされる

自分は違う考えを持っているのに、相手の考えで物事が進むと「付き合わされる」になりがちです。

せめて意見を言えればいいのですが、言えないままだと余計に「自分を殺す」ような気持ちになります。

ストレス4:自分の思い通りにやらせてもらえない

相手と自分の関係が「言いたいことを言えない」という状況を作っている場合もあります。

例えば、相手が社長や取引先だったりすると、相手の意思決定に従わないといけません。それを実行するのが自分の仕事です。

しかし、頭では「仕事」とわかっていても、気持ちは「振り回されている」と感じてストレスです。

ストレス5:「言ってもムダ」と思ってしまう

  • こちらの意見を聞かない
  • 検討するフリだけ
  • 相手の手柄にされてしまう

このような人を相手にすると、どうしても「言ってもムダ」と感じます。自分の考えを言っても言わなくてもストレスです。

ストレス6:相手のことが嫌い

相手のことが嫌いだと、言いたいことが言えないものです。

なぜなら、言ったら「言い争い」に発展する可能性が高いから。

大人としてグッとこらえている時間のすべてがストレスです。

仕事が加速する!「鋭い意見」になる6つのポイント

上記の「言いたいことを言えないストレス」は、6つのポイントで解消できます!

しかも「相手に歓迎される」というオマケ付きです。

「鋭い意見」のポイント
  1. 意見は意見でしかない
  2. 軸を決める
  3. 自分の立場を伝える
  4. 断言しない
  5. 質問の形で意見を言う
  6. 伝え方を相手の性格に合わせる

それぞれ解説しますね。

ポイント1:意見は意見でしかない

意見は「無責任」で大丈夫です。意見はあくまでも「1つの意見」。「絶対的な主張」でなくていいのです。

例えば、自分は「白」と言った後、「やっぱり黒」といつでもひっくり返せます。

それでいいんです。意見を言えば、新しいアイデアが生まれたり、これまでのムダに気づいたりできるので「言ってはいけない意見」なんてないのです。

でも、空気を読まないと相手を傷つけることになりませんか?

心配かもしれませんが、伝え方を気をつければ大丈夫です
(ポイント6で紹介します)

それに、相手が傷つくかどうかは「相手の課題」です。あなたの意見は「貴重なフィードバック」でもあるので、言ったほうが将来的には助かると思いますよ。

なので、湖に小石を投げ入れるつもりで意見を言えばOKです。

ポイント2:軸を決める

軸とは「何のための発言か」という目的意識のことです。おすすめは「組織の利益のため」ですね。

軸が1本決まっていると、あなたの意見に「正当性」が生まれます。強烈な目的意識があると、1対99の対立でもしっかりと意見を言えますよ。

目的が「ラクをしたい」と「組織の利益のため」では、意見が正反対になることがよくあります。

ポイント3&4:自分の立場を伝える&断言しない

意見はよく対立します。このとき、自分の立場を明示して、さらに断言を避けると衝突しなくなりますよ。

例えば、A→B→Cという作業フローがあるとして、あなたの意見は「Bはいらない」、相手の意見は「Bは絶対に必要」だとしましょう。

このままだと間違いなく衝突しますよね。

では、立場を伝えつつ、断言を避けるとどうなるでしょうか。

営業の立場としては、Bはいらないと思います。確かにBは顧客満足につながりますが、コストもバカになりません。思い切ってBを省いて、その分価格を下げたほうが営業としては売りやすく、価格重視のお客様にもお手にとっていただけると思います。

ただ「Bはいらない」と主張するより、よほど「大人な意見」ですよね。相手もあなたの意見を受け取りやすいです。

ポイント5:質問の形で意見を言う

質問の形で意見を言うのも良い手です。

質問形式なら「私はココが気になっています」というニュアンスをしっかり伝えつつ、自分や相手の意見をどんどん引き出せます。

例えば、先ほどの「Bは絶対に必要」と主張する相手に「Bはコストが大きいので、利益の妨げになりませんか?」と質問してみます。

すると相手は

でも顧客満足は高いから、コストがかかってもBが必要なんだ。

と答えるかもしれません。
これにより、あなたは「ツッコミ」という形で

そうですね。でもBを省いて価格を下げても顧客満足につながりませんか?

と意見を言いやすくなります。

これは「Yes, But」法という有名なテクニックです。

ポイント6:伝え方を相手の性格に合わせる

最後に、1番強力な方法をご紹介します。

相手に響く伝え方で意見するという方法です。

これができるようになると、あなたは相手の味方になれます。

相手に響く伝え方とは

要するに、

相手が大切にしていることを意見の中心にする

ということ。

例えば、「答えは1つではない、もっと良くできる」と考える人には「こうすればもっと良くなる」と伝えれば聞く耳を持ってくれます。

反対に「到達すべきゴールは1つ、最短最速で」と考える人には「これが必要だと思う」と伝えれば採用すべきかきちんと検討してくれます。

あるいは「なぜそれをするのか(目的意識)」を重視する人には「なぜ大切かというと」と理由を意識して伝えれば、どんな意見でも大歓迎してくれます。

相手の性格に合わない伝え方だと?

すぐに衝突します。

なぜなら、自分が大切にしていることを無視する相手は「敵」に見えるからです。

例をいくつか挙げてみましょう。

もっと良くしたい人に「それは不要(それはムダ)」と意見すると「せっかくのアイデアを検討しないなんてあり得ない!」と感じて怒りますし、相手にやる気がないと思ってガッカリします。

最短最速でゴールしたい人に「何のためにそれをするのか」と問うと「理由なんてどうでもいいからやれ!」と突っぱねます。「この会話自体がムダ」と感じるためです。

目的意識を重視する人に「アイデア」だけを言ってもリアクションはありません。理由がないと検討しようがないからです。アイデアの言いっぱなしはただの迷惑行為です。

とどのつまり、相手の性格を考慮して意見を言わないと、相手の心に届く前に跳ね返されてしまうのです。

相手の性格に響く伝え方ができると「話が通じる快感」を味わえますよ。

以上、言いたいことを言うための6つのポイントでした。

まとめ:わずかな工夫で絶大な説得力が生まれる

意見すると衝突するリスクがあります。

ですが、意見のコツさえ掴めばそのリスクはグッと低くできるのです。

むしろ評価が上がること間違いなし!

ぜひ本記事の内容を実践してみてくださいね。

今回は以上です。

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勇者パン

勇者パン

資格:伝え方コミュ検定「上級」取得済
 あなたは「アイツ何なの?」と誰かにムカついたことはありませんか?
 本ブログのテーマは【響く言葉でアイツを変える!】です。
 人に影響を与えて幸せを掴みましょう。ぼくは対人能力のおかげで過去に2度スカウトされて月収16万→45万になりました。
 人間関係でストレスを抱える読者の方々に解決方法をお届けします!

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