あなたも「声が小さい人」ですか?
ぼくも「声が小さい人」です。
大声出しても控えめっていう。。。
本記事は、声が小さい人の原因や心理を知りたい人向けに執筆しました。
パン
ぼくは伝え方コミュニケーション検定の『上級者』です。
本やセミナーで学んだヒューマン・スキルを実践しながら情報発信しています!
ぼくも、どうして声が小さいのかな~とずっと思っていたのですが…なんと相手を想うからこそだったのです!
声が小さい人には共感していただける内容だと思います。どうぞお楽しみください。
目次
声が小さい人の心理と原因を紹介します
あなたの声が小さい原因は、性格が平穏型(ピース)だからかもしれません。
平穏型(ピース)は性格統計学の用語です。
解説を始める前に、まずは「よくある誤解」について指摘させてください。
「声が小さい人」にまつわる5つの誤解
- 恥ずかしがり屋、あがり症
- 相手に萎縮、マウントを取られている
- 自信がない
- 発声するための筋肉が少ない
- 話したい相手ではない
声が大きい人から見たらナゾですよね。
「もっと大きな声出せないの?」と。
なので「きっと~だからだろう」と上記の理由をピックアップしたくなる気持ちもわかります。
でも実は、ネガティブな理由なんてありません。
ここからは本当の原因をお伝えしていきますよ!
声が小さい原因は、性格が「平穏型」だから
性格統計学では、人の性格を大きく3つに分けています。
そのうちの1つが平穏型(ピース)です。
平穏型(ピース)とは?
ピースの最大の特徴は「相手軸」です。「相手がどう思うのか」で考えます。
- 人の役に立つことが喜び
- 人に迷惑をかけたくない
- 自分勝手な言動は許せない
実は、「相手軸」だから声が小さいのです。
パン
ぼくもピースで、声量が控えめです。なので「声が小さい人」の生の声をお伝えできます!
「相手軸」だと声が小さくなる理由とは?
ズバリ、つい声を小さくしてしまう3つの心理が働くからです。
- 大声で不快にさせたくない
- 大きな音が苦手(自分の声も)
- 長く話していたい
それぞれ解説しますね。
心理1:大声で不快にさせたくない
根源的な気持ちは「迷惑をかけたくない」です。この気持ちが「声が大きい=不快・威圧では」となり、声のボリュームを制限します。
体験談「大きな声を出しちゃった…」
昔、治験に参加したときのこと。就寝時間(23時)になり、治験スタッフがベッドで横になっているぼくに消灯していいかと声をかけてきたんですね。
電気消していいですか?
電気のスイッチはぼくのすぐ近くでした。
そのとき「耳栓」をしてたせいで
はい!
と想像以上に大きな声で返事してしまったんですね。
そのときの治験スタッフの表情を見て「威圧っぽかったな。イヤな気持ちにさせてしまった」と2時間くらい悩んで、なかなか寝付けませんでした。
大きな声を出すと「やっちゃった感」でしばらくモヤモヤします。
とどのつまり、大きな声を出せないのは「迷惑だと思うから」です。
心理2:大きな音が苦手(自分の声も)
大きな音=怒りと感じるため、突然の大きな音が苦手です。
かなりピンポイントに言うと、ドアを「バン!」と閉める音。心臓がドキドキします。また、自分が「バン!」と閉めてしまったときは「悪いことしたな」と必ず思います。
その流れで「自分から大きな声を出す」ことに躊躇します。…だって、相手に同じ想いをさせたくないですから。
心理3:長く話していたい
声が控えめなのは、省エネして長話をするためです。
ピースは1から10まで全部話したい人なので「話が長い」です。
- ノドが渇く
- 話疲れる
- 言いたいことを全部言えない
「説明」に注力する分、リアクションは省エネです。まるでカウンセラーのような話し方。そのほうが長い間会話できて、心と心がつながっていきます。
話を聞くときも、スタミナが切れたら集中できないので、やはり声量をセーブします。
まとめ:声が小さいままでもいいのでは?
今回ご紹介した「声が小さい人の3つの心理」はこちら。
- 大声で不快にさせたくない
- 大きな音が苦手(自分の声も)
- 長く話していたい
ピースは声が小さい傾向があります。
ですがぼくも、ぼくの知人(ピース)も声が控えめです。ビジョンと声量を比べると確実に負けます。
ビジョンは活動的でリアクションが大きく、声も大きめです。
何が言いたかったかというと…
「こういう性格なのだから、いいじゃないですか」ということ。
集団の中での発言は苦手でも、1対1のやり取りは得意なんです。カウンセラー気質は立派な強みだと思いませんか?
無理に声を大きくする必要はないとぼくは思いますよ。
今回は以上です。