頭が悪くて生きづらい人がそのままでいい理由【原因は性格だった】

4 min

あるとき、友人に言われました。

友人

友人

頭が悪いから生きづらいよ。

実のところ、彼は会話中に意識がどこかに飛んでいたり、何度説明しても理解できなかったりするので「たしかに」でした。

やはり頭が悪いのでしょうか?

結論から言うと、友人は“ビジョン”という性格で、細かい指示や長話が苦手なだけでした。

本記事では、

  • 頭が悪い人の特徴
  • 性格:ビジョンとは
  • 生きづらい人生を攻略するには

についてお話しします。

パン

パン

ぼくは伝え方コミュニケーション検定の『上級者』です。

本やセミナーで学んだヒューマン・スキルを実践しながら情報発信しています!

本記事を読めば、あなた(ビジョン)の強みがわかるはずです!

頭が悪い人の特徴5選

本題に入る前に、断っておきたいことがあります。

注意:「頭が悪い」について

「頭が悪い」と言っても、色々な解釈があると思います。

「頭が悪い」で連想するもの
  • IQが低い
  • 集中力がない
  • 習得に時間がかかる
  • 常識やマナーがない
  • 敵を作る行為を繰り返す

他にもまだあると思いますが、本記事が扱う「頭が悪い」はかなり限定的です。

何が言いたいのかというと、無条件で「頭が悪いままでいい」ではないということ。

どうか人格と性格を一緒にしないでくださいね。

それでは本題に入りましょう!

「頭が悪くて生きづらい」と感じている人(主に友人)の特徴を5つピックアップしました。

あなたはいくつ当てはまりますか
  1. 理解力がない
  2. 集中力がない
  3. 効率が悪い
  4. 感情的
  5. 語彙が少ない

1つずつ解説しますね。

特徴1:理解力がない

情報を整理しながら聞くのが苦手で、なかなか理解できません。

クラスや職場など、集団の中では空気を読んで「わかったフリ」をしますが、あとで知人に「あれってどういうこと?」と確認することが多いです。

特徴2:集中力がない

細かい指示や長い説明が苦手で、すぐに意識がどこかに飛びます。

1対1の会話中でも脳内に沸く「関係のないイメージ」に意識を奪われることが多く、「ねぇ、話聞いてた?」と尋ねられることが多いです。

特徴3:効率が悪い

段取りを組むのが苦手で、無駄な行動が多いです。

行き当たりばったりなため、損や後悔をよくします。

特徴4:感情的

常識や理屈より、自分の感情が大切です。

冷静に考えれば「仕方がない」と割り切れることでも「それはおかしい!」と駄々をこねることがよくあります。

特徴5:語彙が少ない

言葉で描写するのが苦手です。

おいしいものを食べたら「おいしい!」
まずければ「まずぅ…」

人を褒めるときは「すごい!」
理解できない時は「え?」

表現の幅が狭いので、周りの人が「この人頭悪い?」と感じるかもしれません。

頭が悪いとなぜ生きづらいのか?

「頭が悪くて生きづらい」と感じる理由は主に3つあります。

理由1:人は「自分にないもの」に惹かれる生き物

「頭の良い人」を見ると、自分にはマネできないと感じませんか?

頭のデキが違うことに劣等感を感じているから「生きづらい」のではないでしょうか。

理由2:選択肢が狭いと感じている

どちらかというと「頭が良いほど人生の選択肢が多い」と感じていませんか?

例えるなら「中卒は職業選択の自由が少ない」に似ています。選択肢がないという意味で「生きづらい」のです。

理由3:人からよくいじられる

良い雰囲気なら「いじられる」ですが、悪ければ「いじめ」です。

いずれにせよ、「人にバカにされる」ことが多いから「生きづらい」というわけです。

頭が悪いのではなく「そういう性格」

さて、ここからが本題です。

これまでは「知能が低い」と思っていたかもしれませんが、「実は違う」ということをこれから説明していきます。

まさしく「ビジョン」という性格です!

「頭が悪い人の特徴5選」は、性格統計学における「ビジョンタイプ」そのものです!

頭が悪い?人の特徴
  1. 理解力が足りない
  2. 集中力が足りない
  3. 効率が悪い
  4. 感情的
  5. 語彙が少ない
ビジョンの特徴
  1. 実際にやりたい(経験したい)
  2. 細かい指示や長い話が苦手
  3. 臨機応変に行動したい
  4. 「やりたい!」という気持ちや直感が大切
  5. 口癖は「すごい、絶対、とりあえず」

性格統計学の中級以上で詳しく学べます。

ビジョンは別名「願望型」です。つまり、自分の気持ちと直感に従って行動したい性格ということ。計算・計画・理詰めで進むタイプではないのです。

例えるなら、戦隊ヒーローのレッド(リーダー)です。元気いっぱいで時折「頭が悪い」と思わせる場面もありますが、本当に頭が悪かったらリーダーなんてできませんよね。仲間がついてくるのは、ゴールに向かって臨機応変に突き進む力強さがあるからでしょう。

何が言いたいのかというと、頭が悪いのではなく「行動的という才能に恵まれている」ということです。

「頭が悪い」は間違いなく強み

話は少し変わりますが、ぼくは「頭が良い」と言われて育ちました。ぼくの友人もよく「頭いい!」と言ってくれます。

でも、裏を返せば「臆病」なんです。考えすぎて結局行動しない、なんてこともよくありました。

ところが友人は、とても行動的です。本人は「バカだから」と軽く考えていますが、感覚で動けるのは、羨ましいと思うくらい確かな「強み」です。2人で参加したセミナーで彼が勇気を出して挙手して、ステージに上がって総勢500人の前で目標を叫んだときは、とても眩しく感じたものです。

加えて、友人は人を楽しませるのが得意です。面白いトークを次から次へと聞かせてくれるのです。それって「頭が良い」と思うのですが、あなたはどう思いますか?

生きづらい人生をどう生きればいいのか

ぼくからすれば、友人は十分に価値があり、十分に魅力的な存在です。

にもかかわらず、

  • 頭が良い人が羨ましい
  • 人生の選択肢が狭い
  • バカにされやすい

といった「生きづらさ」を感じています。

もしあなたも似たような悩みをお持ちなら、これから述べる3つのことをどうか忘れないでください。

生きづらいなら1:自分の性格を受け入れる

あなたの性格は、あなただけに授けられた大切な個性です。

きっと他の人が輝いて見えると思います。
でも、他の人もあなたが輝いて見えています。

自分が授かった性格を1つの役割として受けとめましょう。

生きづらいなら2:あなたの強みに意識を向ける

性格上、強みは絶対にあります。

計画的・理詰めに進む人も必要です。
でも、臨機応変・直感で進む人も世界には必要なんです。

どうか卑屈にならず、自分の強みに意識を向けてくださいね。

生きづらいなら3:他の性格タイプを知る

「頭が良い・悪い」は優劣ですよね。

ところが実際は「計画重視 VS 臨機応変」です。
それぞれ違う個性・違う強みなんですね。

なので、性格統計学で「性格の違い」を学んでみてはいかがでしょうか。他の性格も知っていると、お互いに価値ある存在だと心から認められますよ。少なくともぼくは「みんな違って、みんないい」を体験できました。心からおすすめです!

まとめ:あなたは今のままで十分に価値がある

性格からくる頭の悪さは、決して「欠点」ではありません。

あなた(ビジョン)は頭脳より、感情を使うタイプなのです。

あなたのことが好きな人はたくさんいるので、どうか自分の強みに意識を向けてくださいね。

今回は以上です。

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勇者パン

勇者パン

資格:伝え方コミュ検定「上級」取得済
 あなたは「アイツ何なの?」と誰かにムカついたことはありませんか?
 本ブログのテーマは【響く言葉でアイツを変える!】です。
 人に影響を与えて幸せを掴みましょう。ぼくは対人能力のおかげで過去に2度スカウトされて月収16万→45万になりました。
 人間関係でストレスを抱える読者の方々に解決方法をお届けします!

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