共働きなのに家事や育児を全然してくれない…
そんな旦那さんが、まるで自動掃除ロボのように自主的に家事をしてくれたら「いいな~」と思いませんか?
結論から言うと、旦那さんの心を満たすテクニックがあれば、家事をさせるのは簡単です。あなたの働きかけで充電した夫はバッテリーが切れるまで稼働してくれますよ。
本記事では、
- 夫が何もしてくれない理由
- 夫が家事をしたくなる貢がせテクニック
についてお話しします。
パン
ぼくは伝え方コミュニケーション検定の『上級者』です。
本やセミナーで学んだヒューマン・スキルを実践しながら情報発信しています!
本記事を読めば、夫が喜んで家事をしてくれるようになるはずです!
目次
夫が家事をしてくれないのはなぜ?
まずは夫の心理について解説します。
男の本音を代弁します
男側を代表して言わせていただきます。
頼むから、男を上手に操ってくれぇ!!
家事を手伝いたくない理由
結論から言うと、「手伝いたい」けど「仕事はしたくない」です。
大抵の男性は頼まれれば何でもやるつもりでいます。
でも女性側からすると、
言われるまで何もしてくれないの?冷たい人ね
と思うようです。
もちろん、普段の仕事並みに家事・育児に集中すれば、率先して行動できるのでしょう。
でも男はすでに、責任ある立場なら神経を、下っ端ならカロリーをたくさん使っているはずです。
そんな中、妻の「自分で考えて行動してよ!」は、夫からすれば「無報酬で仕事させる気かよ」なんですね。
夫はこう思うことでしょう。
一日中仕事をするために結婚したんじゃない!
女性は強いです。その強さは母としての自覚から来ていると思います。
でも残念ながら、男性は父としての自覚が希薄です。無報酬ではとても頑張れません。
わがままと思うかもしれませんが、あなたの夫はあなたからの労いの言葉を求めているのではないでしょうか。
女性と男性の考え方の違い
真実はそうかもしれませんが、男性はやはり「男のほうが仕事している」と考えます。
- 女性に仕事の責任は取らせない
- 女性に重いものは運ばせない
- 出世して大金を稼ぐのは男の務め
稼ぐのは男、家のことは女!
という旧時代的な感覚はどうしてもあると思います。
妻のほうが稼いでいるケースは?
ただでさえプライドが傷ついています。そのうえ、頭と腰を低くして家事を手伝ったら旦那さんは精神病を患うかもしれません。あるいは、お酒を飲みまくって奥さんを引っぱたくようになるかも。。。
大げさかもしれませんが、少なくとも「プライドが傷つく」ことは間違いありません。何らかの形で問題が発生するでしょう。
なので「稼ぎ」は気にしないでください。お互いに気持ちのいい関係を目指しましょう。
「家事はNG」ではない
ここがポイントです。
家事をしたくないのは「仕事」と感じるからです。
つまり、仕事と感じなければ「家事はOK」なんですね。
「家事=楽しいもの」になればいいわけです。
だからこそ、夫は妻に求めています。
上手に操ってくれと!
なぜ家事が「仕事」になるのか?
結論から言うと、褒め言葉も感謝もないからです。
奥さん的には、家事は「当たり前」でしょう。やらなきゃ誰がやるのって感じですよね。ですから、夫が家事をしても「当然でしょ」という態度になりがちです。
ですが旦那さん的には、家事は「特別にやってあげるもの」なんです。
想像してみてください。
夫は将来の出世のためにイヤでも今の仕事にしがみついています。家に帰る時間になると「やっと自分の時間だ」と少しウキウキしています。
それなのに、次から次へと家事を要求されたら…もうウンザリです。
仕事先と同じ気持ちを家庭で感じる。
だから家事=仕事なんです。
夫に家事をさせるには?「キャバ嬢になるべし」
夫が妻に求めていることをこっそり教えましょう。
言葉で、態度で、心を満たしてほしい。
誤解を恐れずに大胆に言わせてもらうと「貢ぎたくなる女」でいてほしいのです!
キャバ嬢を想像してみてください。男性の腕をタッチしてお酒をたくさん飲ませて大金を使わせるアノお仕事です。
男は「タダでは済まない」とわかっていてなぜ行くのか?
心が満たされるからです。その快楽たるや、冬のボーナスを全額つぎ込んだってかまわないと思わせるほど!
という訳で、あなたもキャバ嬢のような妻になればいいんです。
旦那さんにとっては「家事をする」が貢ぎ物。あなたの笑顔を求めて、100円得するためにわざわざ遠くのスーパーへ自転車で向かってくれますよ。
家事以外にも、たまにはプレゼントしてくれたり、おいしいレストランに連れてってくれたりするはずです。
「貢がせる女」になるのは簡単
でも、こうは思いませんか?
キャバ嬢なんてストレスだらけの大変な仕事じゃない。家事をさせるだけなのに、そこまでしたくない!
大丈夫です。
なぜなら、相手は夫だから。一夜限りのまったく知らないおじさんが相手ではないのです。
夫が喜ぶことをして、嫌がることはとことん避ける。
相手を熟知するほど簡単にできますよね。
夫の心を満たして家事をさせるコツを紹介
ここからは、夫に家事をさせる際のコツについて解説します。
存在そのものを肯定する(どんどん褒める)
キャバ嬢のような褒め方で夫は動くのか?
先ほどは「キャバ嬢になるべし」とお伝えしましたが、技術的な問題が1つあります。
人は性格によって「喜ぶポイント」が違うので、ただキャバ嬢のマネをしてもきっとうまくいきません。
例えば「きゃ~ステキ~!」でテンションが上がる人もいれば、逆にわざとらしくてテンションが下がる人もいます。
相手に合わせて言葉や態度を変えないとなんて、なんだかメンドクサイな。
そう思うのはごもっとも。
ですが、メリットもあります。
相手の性格に一致する褒め方なら、変化球は一切いりません。
その理由は、毎回同じ褒め方でも全然飽きないからです。
具体的な褒め言葉&褒め方についてはこちらをご覧ください。
褒めたのに何もしてくれないのはどうして?
うちの夫は褒めても何もしてくれないんです!!
おそらく「褒めたつもり」になっています。
- 褒め方が間違っている(心に響いていない)
- 褒められた→手伝わせるつもりと勘ぐられている
褒められた気がしない。
心がちっとも満たされない。
だから「何もしてくれない」わけです。
相手に響く褒め言葉で褒めよう
正しく褒めれば、夫は「家事くらいしないと申し訳ないな」と思います。
あるいは「手伝えば褒めてもらえる」と考えて率先してやってくれます。
この段階までくれば、普通にお願いすれば何でもやってくれますよ。
理由もなく褒めよう
心が満たされた夫は、あなたに尽くしたくなります。
あなたに一生懸命尽くしてくれたら「いい旦那さんだな♪」と思いませんか?
そしたら、もっと褒めたくなりますよね。
この好循環を目指しましょう。そうすれば、自慢の夫の出来上がり♪
「手伝おうか?」を口癖にしてもらう
ここまでの内容を実践すれば、少なくとも「家事をしてもいい」となります。
ですが、このままでは「気が利かない」とあなたが不満に思うかもしれません。
あなたの望み通りに家事をさせるには、どういう家事をすればいいのかを夫に「学ばせる」必要があります。
うまくいかないパターン「教える」
「コレとかアレとか、やること色々あるけどお願いできる?」
一見すると「上手なお願い」に見えますが、これだと失敗します。
口で説明するほど夫は「仕事」と感じますし、教わっていない家事は一切できないままです。
うまくいくパターン「合言葉だけ覚えさせる」
そこで、旦那さんに次のようにお願いしてみてください。
もし私が家事をしているところを見かけたら「手伝おうか」って言ってくれる?
「そしたら、手伝ってほしいときはお願いするし、大丈夫な時は大丈夫って言うから」と。
「手伝おうか?」が口癖になった夫は、積極的に家事を手伝ってくれるのはもちろん、どういう家事が必要とされるのかも同時に学ぶことができます。
しばらくすれば「頼れる旦那様」へと自然に進化するはずです。
まとめ:夫の性格を掌握すれば、家庭の舵取りは自由自在
あなたが旦那さんに歩み寄る際、はじめのうちはストレスかもしれません。
ですが、台風と同じで「夫の心」にタッチできる距離まで近づけば、そこは晴天。温かい家庭になることを保証しますよ。
ぜひ本記事の内容を実践してみてくださいね。
今回は以上です。