突然ですが、あなたはどちらに興味がありますか?
- 素の自分のまま相手と深い関係になれる
- テクニックで誰とでも深い関係になれる
それぞれの方法について、本記事の前半と後半に分けてお話しします。
パン
ぼくは性格統計学の購入をお手伝いする『伝え方サポーター』です。
性格統計学で学んだ「伝え方と受け止め方」を実践しながら、学びや気づきを情報発信しています!
本記事を読めば、人付き合いは「怖いものなし」になりますよ!
目次
「人と深く関わるのが苦手」を克服するには
結論から言うと、肩の力を抜くことが大切です。
人と深く関わっていくには、素の自分を出すことが必要不可欠だからです。
肩の力を抜くこと
そのためには「自分を知る」ことが大事
悩みを相談できる人は何人いますか?
家族でも、友人でも、恋人でも、会社の上司でもかまいません。
あなたの身近な人で、悩みを相談できる人が1人以上いますか?
もし「イエス」なら、あなたはすでに大丈夫!
「人と深く関わるのが苦手」はただの誤解。
これがぼくの考えです。
素の自分に一致する人はそもそも「極少数」
素の自分と波長が合う人はそもそも「極少数」なので、心を開けない、演じる自分をやめられないのは仕方がないと思います。仲良くなるほどギクシャクするのは「不一致」のせいです。
「ジグソーパズル」で例えるとわかりやすいでしょう。
あなたの生涯に関係するピースは3万枚あっても、あなたに隣接するピースはたったの2~4枚です。
この2~4枚は、自分がどんなに取り乱しても、どんなに無様を晒しても、手をつないでいられます。でもそれ以外のピースは、少し離れているくらいが「ちょうどいい距離感」です。
人と深く関わるには素の自分を出す必要がある
「心を晒せる相手が1人以上いる」なら大丈夫。
ここからは「1人もいない」あなたに提案です。
肩の力を抜きましょう。
素の自分を出しましょう。
ありのままの自分を愛しましょう。
そうすれば、あなたの形にピッタリ合う「隣接するピース」の手を掴めます。
「良い人」を演じているうちは表面だけの付き合い止まりです。
お互いに肩の力を抜いていないと、相手が自分にピッタリ合う存在かどうかなんてわかりません。
ステップ1:自分を知る
肩の力を抜くには「今のままの自分でいいんだ」と思えることがとても大切です。自己受容・自己肯定感というやつですね。
自分を認められない人は、卑屈になったり、良い人を演じたりします。
「素の自分は外の世界に晒すほどの価値がない」と思うからです。
「今のままの自分でいいんだ」と思う1番おすすめの方法は、自分の性格を正しく理解することです。
自分の性格を正しく理解するとは
『性格統計学』の内容になりますが、人の性格は主に3つに分かれます。
- ある人は計画重視(ロジカル)
- ある人は臨機応変(ビジョン)
- ある人は相手軸(ピース)
性格が違うと、感じ方や行動パターンはまっっったく違います。
重要なのは「得手不得手は、優劣とは違う」という点です。
例えば、成功した人が「計画をしっかり立てて、ゴールにまっすぐ向かうことが大切」と言ったとしましょう。
このとき、自分自身を知らないと「計画重視が成功の秘訣なんだ」と思い込みます。そして、できない自分を「ダメなやつ」と感じます。
「優劣」で自分を見ていますよね。
ここでもし、あなたが自分の性格を知っていたらどうなるでしょうか?
- 目の前のことだけに集中すれば、いつの間にかすごいゴールに到達する
- 人にトコトン尽くせば、自然とすばらしいゴールに導かれる
自分を知れば、自分に合った人生戦略を選べます。続きはこちらの記事をどうぞ。
要するに、自分の性格を知れば「今のままでいいんだ」と簡単に思えるのです。自分の得手不得手を知っていると自信になります。劣等感なんて感じません。
そして自信があるからこそ、人と深い付き合いができるのです。
「人と深く関わる技術」を身につけるには
本記事の前半では、素の自分と一致する人は「極少数」とお伝えしました。
ところが、誰とでも深い関係になってしまう人も世の中にはいますよね。
その秘訣は、ズバリ「相手を認める」ことです。
相手を認めること
そのためには「相手を知る」必要がある
人が人を嫌いになるワケ
人が人を嫌いになるのは「相手を認めないから」です。言い方を変えると「自分ならそんなことはしない」と感じるから、相手のことを嫌いになるわけです。
では、なぜ人は「自分ならそんなことはしない」と感じるのでしょうか?
それは、相手の性格的特徴を知らないからです。
自分と相手は違う価値観で生きている
性格の違いは、価値観の違いでもあります。
例えば、ある人は「予定があるほうが良い」と感じる一方で、別の人は「予定は束縛されているようでイヤだ」と感じます。
前者のタイプは、おそらく時間にキビシイ性格です。「時間にルーズ」は蔑視の対象で、もし30分も遅れて来たら、同じく30分怒り続けるなんてこともあり得ます。
ですが、よく考えてみてください。
相手は「時間に束縛されたくない人」なのです。ただ怒るのは「相手を無視して自分の価値観を押し付けているだけ」とも考えられます。
パン
ある恋愛本で「女性は必ず遅れてくるから本を持参しよう」と書いてありました。「そういう生き物」と思っていれば、怒らずに済みます笑
ステップ2:相手を知る
つまり、相手の性格を知れば、相手の考え方や行動を受け止めることができます。嫌いにならずに済むわけです。
そしてさらに「相手が喜ぶことをして、相手のタブーを避ける」ができれば、どんな人とも深い関係になれますよ。
「相手が喜ぶことをして、相手のタブーを避ける」とは
相手に必ず好かれる黄金律です。
例えば、ぼくは「ありがとう」という言葉に敏感です。性格が相手軸(ピース)で「役に立てたかどうか」がとても大切なんですね。
ですから、なんとなく持っていった水で「すごく助かる!ありがとう!」と言われたら、存在が丸ごと認められたような気分になります。
反対に、多大な犠牲を払って仕事を完遂したのに「ありがとう」の一言がなかったら、その相手は絶っ対に許しません。忠義がひっくり返って本能寺を攻めに行った「明智光秀」になります。
まとめ:知れば知るほど深く関われる
あなたは「自分に合う相手を探す人」と「相手を大切にして、相手に合わせる人」のどちらに惹かれますか?
どちらのほうが、人と深く関わることができそうですか?
こちらが相手に歩み寄れば、相手もこちらに歩み寄ってくれます。
そのために、まずは自分を知り、そして相手を知る。
理解できれば敵はいなくなります。
誰とだって仲良くなれるはずです!
今回は以上です。